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2008-07-04 Fri 08:50
![]() 原題:FIVE EASY PIECES 監督: ボブ・ラフェルソン 原作: ボブ・ラフェルソン、エイドリアン・ジョイス 脚本: エイドリアン・ジョイス 撮影: ラズロ・コヴァックス 音楽: タミー・ウィネット 上映時間 98分 1970年/アメリカ映画 出演: ジャック・ニコルソン、カレン・ブラック、ビリー・グリーン・ブッシュ、ロイス・スミス、ウィリアム・チャーリー、スーザン・アンスパッチ ボビー・デュピー(ジャック・ニコルソン)は音楽一家の末っ子に生まれ、将来を嘱望されたピアニストでしたが、そのキャリアを捨て石油採掘の仕事に就いています。ある日、同棲しているガールフレンドのレイ(カレン・ブラック)から、妊娠していることを告げられ動揺したボビーは、逃げるように3年ぶりとなる実家へ帰るのです。ボビーはレイへの愛情を持ち合わせてはおらず、結婚して、彼女と生まれてくる子供の面倒をみるつもりはありませんでした。そんな彼を・・・病に倒れ車椅子に座ったままで口が利けなくなった父親、ボビーに理解を示す姉、バイオリン奏者の兄・・・は温かく迎え入れます。 ![]() ボビーがレイエットと実家へ向かう途中で車に乗せる女性の語りが抜群に可笑しい。「どこへ?」「アラスカ」「休暇で行くのか?」「清潔だから住むのよ」「なぜ、清潔なんだ?」「写真で見たら真っ白で清潔な感じがしたから」不可解な言動ではありますけれど、感覚的に理解できます(笑)。 ![]() 強烈なキャラのぶつかりあう映画にあって、バイオリン奏者の兄のお人よしぶりは、微笑ましいというか間抜け(失礼)。交通事故に遭い、首にはギブスをはめています。事故は11ヶ月前だというのに未だ直らないとは・・・。ギブスがあるからバイオリンを首に挟めないのですよねぇ。笑い事ではないのでしょうが笑えます。おまけに弟にガールフレンドを寝取られるし。ふたりが罪の意識を感じているふうはなし・・・あれやこれやで哀れな兄さん。 ![]() ボビーが父親に自分の心境を泣きながら吐露するシーンは圧巻です。あらゆるものからの束縛を嫌い、他人の気持ちを汲もうとしないボビーが、始めて見せた人間らしい部分でした。方々旅するのは本物を探し求めてではなく、自分がいるとそこにあるものが悪くなるから逃げ出すのだと。ボビーには反家庭的な生き方しか出来ないのでしょう。結局、再び現実から逃げだします。そんなことを繰り返しても、充足感を得ることは出来ないとわかりつつ、放浪生活へと戻るのでした。 ![]() 本作は「イージー・ライダー」と並ぶ秀作として高い評価を受け、アカデミー賞の作品賞と主演男優賞のノミネートを受けました。ジャックは旬のスターとして70年代を迎えることになります。
別窓 |
ジャック・ニコルソン出演作
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2008-07-02 Wed 19:05
![]() 原題:PSYCH-OUT 監督:リチャード・ラッシュ 脚本: ベティ・ウリアス、E・ハンター・ウィレット 撮影: ラズロ・コヴァックス 音楽: ロナルド・スタイン 上映時間 97分 1967年/アメリカ映画 出演: ジャック・ニコルソン、スーザン・ストラスバーグ、アダム・ロアーク、ディーン・ストックウェル サイケ音楽とドラッグで混乱した60年代、サンフランシスコの路上で一つの文化が育っていました。快楽をこよなく愛する若者たち。彼らは幻覚剤を飲み、グルービーな音楽を聴き、「ラブ・アンド・ピース」の旗を掲げ、団結しながらも「我が道」を歩んでいたのです。この映画はヒッピーの人間模様を描いた映画です。 ヒッピーたちはドラッグに浸りながら「人生は消費するもので投資するものじゃない」と若者の哲学をぶち、長髪にネックレスという独特のファッションで身を飾っています。そして集団生活を送りながら、組織や社会に対して強い反抗意識をみなぎらせていました。ストーニー(ジャック・ニコルソン)も、そんな一人。ジャックは長い髪を後ろで束ねていますがカツラだそうです(笑)。 ![]() ある日、耳の不自由な少女ジェニー(スーザン・ストラスバーグ)が兄を捜すため、ニューヨークから家出してカリフォルニアへやって来ます。兄を見つけることが出来ず、お金も寝るところもない彼女に手を差し伸べたのはストーニーでした。ジェニーの兄はヒッピーの哲学に感化され、「神は角砂糖の中に健在なり」とのたまふ変人で、仲間からは「探求者」と呼ばれていました。兄妹は再会できるのか・・・。 映像がとても美しい映画です。カラフルで幻想的。これは映像監督のラズロ・コヴァックスの卓越した撮影技量に拠るものでしょうね。手持ちカメラを回しながら、しぼりやフォーカスを操作しているそうです。本作と爆走!ヘルズ・エンジェルを観たデニス・ホッパーが後に「イージー・ライダー」の撮影監督にコヴァックスを起用しました。 映像とともに音楽も大きな役割を果たしています。ストロベリー・アラーム・クロックのライブ映像の挿入など、ヒット曲を映画に使用することは、時代を先取りした画期的なアイデアだったようです。これもイージー・ライダーに取り入れられた手法ですね。なお、本作はジャック・ニコルソンが脚本を手がけた『白昼の幻想』というドラッグ映画の姉妹作として、同じ俳優陣で製作されました。当時はサイケデリック熱のようなものが蔓延していたのかもしれません。
別窓 |
ジャック・ニコルソン出演作
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2008-07-02 Wed 18:52
![]() 原題:On a Clear Day You Can See Forever 監督:ヴィンセント・ミネリ 脚本:アラン・ジェイ・ラーナー 撮影:ハリー・ストラドリング 音楽:バートン・レーン 作詞:アラン・ジェイ・ラーナー 衣装(デザイン):アーノルド・スキャッシ 振り付け:ハワード・ジェフリー 1970年/アメリカ映画 出演: バーブラ・ストライサンド、イヴ・モンタン、ラリー・ブライデン、 ジャック・ニコルソン、ボブ・ニューハート 精神科医ジャボー博士(イヴ・モンタン)のもとにチェーンスモーカーのデイジー(バーブラ・ストライサンド)が催眠術を使って禁煙させてほしいと頼んできます。セラピーを続けるうち、デイジーは自分が前世の19世紀イギリスから転生したことを知ります。それとともに博士が前世の自分に恋をしていることも・・・・。 監督は『巴里のアメリカ人』、『バンド・ワゴン』のヴィンセント・ミネリで主演がバーブラ・ストライサンドとイヴ・モンタン・・・だけど、う〜ん、ちょっちね〜。ジャック・ニコルソンンはデイジーの元・兄という役で出演しています。親が再婚し離婚したので元なのです(笑)。 ![]() 当時のジャックにとって、大監督と大スター、そして贅沢な制作費による正統派の仕事はありがたかったことでしょう。ですが、ストーリーに無関係な端役、おまけにこんなセーターを着せられて(涙)。これはイケません。『イージー・ライダー』でブレイクする直前の映画です。 ![]()
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ジャック・ニコルソン出演作
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2008-06-30 Mon 09:10
![]() 原題:PRIZZI'S HONOR 監督: ジョン・ヒューストン 原作: リチャード・コンドン 脚本: リチャード・コンドン、ジャネット・ローチ 撮影: アンジェイ・バートコウィアク 音楽: アレックス・ノース 上映時間 129分 1985年 アメリカ映画 出演: ジャック・ニコルソン、キャスリーン・ターナー、アンジェリカ・ヒューストン、ロバート・ロジア、ウィリアム・ヒッキー、ジョン・ランドルフ、リー・リチャードソン ニューヨークのブルックリンの病院で生まれた赤ん坊を覗き込む男ふたり。「君の息子は母親を失ったが父親はふたりいる、わたしもこの子の父親だ」イタリア系アメリカ人マフィアのボス、ドン・コラーグが赤ん坊の父親に話しかけます。その子は悪の世界ですくすくと成長し、ボスとの血の契りを結び、晴れてファミリーの殺し屋(ジャック・ニコルソン)となりました(汗)。ボスの名前がドン・コラーグ、『ゴッドファーザー』のドン・コルレオーネもどきでしょ(笑)。マーロン・ブランドは風格漂うボスでした。一方、こちらのドンは・・・大きさは3分の1ぐらいでしょうか。でもって、オーブニングシーンが結婚式というのは、ゴッドファーザーのパロディなのかな(笑)。原題はPRIZZI'S HONOR 「プリッツィ一家の名誉」。でもねぇ、プリッツィ一家は変てこな人々から構成されています。名誉の前に常識と知力を身につけてほしい一家なのですよねー(笑)。 ![]() 監督はジョン・ヒューストン。この時、御年78。健康状態が優れず、娘アンジェリカ・ヒューストンとの仕事の機会はこれが最後かもしれないという覚悟で作ったそうです。余談ですが、ジャック・ニコルソンとアンジェリカ・ヒューストンは私生活では恋人同士でした。ジャックにとって、この作品は共に深く愛しているヒューストン親子と作り上げた大切な一作となったことでしょう。 チャーリー(ジャック・ニコルソン)の元フィアンセのメイローズ役をアンジェリカ・ヒューストンが演じ、アカデミー賞の助演女優賞を獲得しました。 ![]() 物語は。 結婚式で出会った男(ジャック・ニコルソン)と女(キャスリーン・ターナー)の殺し屋が恋に落ち、互いの正体を知った上で結婚します。女はポーランド系。男が属するプリッツィ一家の人達は、ふたりの結婚を快くは思っていませんでした。そして明らかになる最悪な事実。アイリーン(キャスリーン・ターナー)は、チャーリー(ジャック・ニコルソン)との結婚前に、プリッツィ一家の運転手を殺し組織の金を強奪していたのです。さらには警察官の妻まで殺してしまったことで話はよじれ、一家は警察からの締め上げを受けます。そこでボスはアイリーンの始末を夫のチャーリーに命じます。妻をとるか組織をとるか・・・・。 ラストの後味の悪さときたら・・・絶句。アイリーンが冗談っぽく言った「ユダヤよりひどいのはシシリアン。金を手放すくらいなら自分の子供を食う」を具現化したようなラストシーン。コメディだからと油断していると、最後の最後で肘鉄を食らわされることになります(汗)。 ジョン・ヒューストン の老獪な演出に、ただただ唖然としました。
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ジャック・ニコルソン出演作
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2008-06-29 Sun 17:28
![]() 原題:HELLS ANGELS ON WHEELS 監督: リチャード・ラッシュ 脚本: R・ライト・キャンベル 撮影: レスリー・コヴァックス 音楽: スチュー・フィリップス 上映時間 95分 1967年 アメリカ映画 出演: ジャック・ニコルソン、アダム・ロアーク、サブリナ・シャーフ、ジャナ・テイラー、リチャード・アンダース 『イージー・ライダー』が世に出る少し前に作られたバイカー・ムービー。この映画をご存知の方は、よほどのバイク好きかジャック・ニコルソン好きか・・・でしょうね(笑)。ヘルズ・エンジェルスは1948年に結成された実在のモーターサイクルクラブだそうです。現在も世界中に100を越える支部を持ち、数千人ものメンバーを有する、世界最大の武道派モーターサイクル・クラブ(ギャング)です。(DVD解説書から抜粋)私、バイクのバの字も知らないのですが、オープニングを飾るアメリカン・チョッパーの隊列には心浮き立つものを感じます。 映画はヘルズ・エンジェルスを題材に、その無軌道ぶりが描かれています。実際のところ、彼らはアメリカ国内で派手にトラブルを起こしていました。63年のカリフォルニアのボータヴィルの騒動は新聞を賑わした事件のひとつです。これはエンジェルスを核とする数百人ものバイカーと警察隊の応援によって終結した200人もの鎮圧隊とが衝突、乱闘になったものです。また、1969年にオルタモントで行なわれたローリング・ストーンズのコンサートでは、警備についていたエンジェルスのメンバーによる殺人事件がありました。映画には当のヘルズ・エンジェルスが多数出演しています。 我がジャックはヘルズ・エンジェル見習いとして登場。というのは、入団するには厳しい審査、実線が求められてたからです。見習い期間中ですから、人より目立ってリーダーの気を引かねばなりません(汗)。乱闘があれば積極的に参加し、殴る蹴るの大暴れ。バイクシーンも、ハンドルから手を離し立ち上がるなど、とってもアクロバティック.。バイクを駆る姿に惚れ直します♪「神様に仕えるよりも地獄の支配者になりたい」なんてバチ当たりなセリフも・・・汗。バイカーは60年代における時代のヒーローだったのでしょうね。だからね、今この手の映画を観てダサイなん言うことこそ、ダサイと私は思うのですよ。「時代の流行」と共に流行ったオートバイ映画。あの時代の社会的現象の説明素材として一見の価値ありだと思います。
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ジャック・ニコルソン出演作
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2008-06-27 Fri 10:52
![]() 原題:HEARTBURN 監督:マイク・ニコルズ 原作: ノーラ・エフロン 脚本: ノーラ・エフロン 撮影: ネストール・アルメンドロス 音楽: カーリー・サイモン 上映時間 108分 製作年 : 1986年 製作国 : アメリカ 出演:出演: メリル・ストリープ、ジャック・ニコルソン、モーリン・ステイプルトン、ジェフ・ダニエルズ、ストッカード・チャニング、リチャード・メイサー 監督は「卒業」「バードケージ」「バージニア・ウルフなんかこわくない」のマイク・ニコルズ。ジャック・ニコルソンとは「おかしなレディ・キラー」(1976) 、「ウルフ」(1994) でもタッグを組んでいます。ジャックはいつの時代でも、それぞれにチャーミングですけれど、特に80年代は大人の男性としての魅力に満ち溢れていましたね〜♪この映画ではチョイ悪オヤジの哀愁を、ふわりとしたユーモアに包んで魅せてくれました。 料理評論家のレイチェル(メリル・ストリープ)とコラムニストのマーク(ジャック・ニコルソン)は友人の結婚式で出会い、互いに惹かれます。二人が結婚を決意するのに時間は要しませんでした。が、結婚式の直前になって、レイチェルは尻込みし、式場に姿を現しません。式へと促す友人、親族、分析医に結婚への不安をウジウジと言い出します(汗)。結婚しても半分は離婚するとか、結婚しても何も良くならなくて離婚すると良くなるだのと、シングルの悪あがき状態(?)です。離婚経験者のレイチェルが結婚に臆病になるのはしょうがないのかも。結婚をしぶるレイチェルに、新郎マークが囁いた愛の言葉「君のことは全て知っているよ。それがスタートさ」に背中を押され、めでたく結婚の儀へと歩を進めるが出来ました。ホッ。 ほどなく娘が産まれ、マークは子煩悩なパパに。レイチェルは平凡であることに喜びを見出すママに。そして第二子を妊娠。全てが順調に幸せに進行しているように見えたのですが・・・・。マークがねぇ。独身時代、プレイボーイとして名を馳せたマークの浮気虫が出てきてしまった。そりゃ出るよね〜(←はるな愛ちゃん風・笑)浮気疑惑を追及され、あっさりと認めてしまうマーク。男らしいのか厚顔無恥なのか・・・ったくぅ的なタイプですねぇ。もう浮気はしないと誓いながら、関係を続けてしまったのは、まずい。野村真樹の歌に「一度だけなら許してあげる 好きな貴方の嘘だもの」というのがありましたな(古っ!)まぁ、レイチェルのパパみたいに「一夫一婦が望みなら白鳥と結婚しろ」という奇抜な意見もあるようですけれど(爆)。 でね、そのてん末が↓です。メリル・ストリープにパイを投げつけられた!! ![]() 相手を愛するあまり、または愛していると錯覚すると物事が正しく見えない。夢に生きれば、いつの日か夢は細かい破片となって飛び散る。後は砕けた夢にすがりつくか、あるいは別の夢に乗り換えるか・・・・。夫婦の駆け引きが変化を見せながら巧みに展開します。結果、レイチェルは夢を求めて夫の元を離れたのでした。
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ジャック・ニコルソン出演作
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2008-06-26 Thu 16:30
![]() 原題:The Little Shop of Horrors 監督:ロジャー・コーマン 脚本:チャールズ・B・グリフィス 撮影:アーチー・ダルゼル 美術:ダニエル・ハラー 音楽:フレッド・カッツ 1960年/アメリカ映画 出演:ジョナサン・ヘイズ / ジャッキー・ジョゼフ / メル・ウェルズ / ディック・ミラー / ジャック・ニコルソン 無名時代のジャック・ニコルソンがチラッと出演しています。サディスティックな歯医者の所へやって来る、マゾヒストの患者役です。この歯医者、痛みに耐えかねて診察室を飛び出した患者の背中に向かって「もっと泣き叫べばいい、いい気持ちだ〜」なんて言葉を投げつける人物。サディストの歯医者という発想がB級映画っぽくて笑えますよね〜。現実にこんな歯医者さんがいたら・・・・想像すると非常に恐いものがあります(汗)。待合室に置かれている雑誌が月刊「苦痛」(笑)。「その患者はすでに内臓がはみ出していた」と、声を出して記事を読んでいるジャックの嬉しそうな顔。職業が葬儀屋というのも合点がいきます。 治療してもらう前に「麻酔薬はいりません、感じたいから」とリクエストし、ドリルをあてられ歓喜の声をあげる。中断すると「どうしてやめちゃうんだ!」と抗議(笑)。歯を何本も抜いてもらい、大満足の表情を浮かべて歯医者さんを後にするのでした。 ![]() さてさて、映画は。 花屋の店員シーモアが拾って育てていた風変わりな植物が食肉植物、しかも人間の肉を食べて成長する植物だったことから起こる連続殺人事件を描いたものです。グロテスクな植物は鉄道警備員、歯医者、強盗、娼婦を丸呑みし、どんどんと大きくなります。終いには人の身の丈を超えるほどに成長し「腹がへった、メシをくれ〜」と人の言葉まで喋りだし・・・・。 とまぁ、きわもの映画であります(笑)。監督は低予算映画の神様ロジャー・コーマンですから、小道具の手首や足はチープで気持ち悪さはありません。ホラーというよりもブラック・ユーモアに分類できる映画でしょうね。本作をもとに1986年版「リトルショップ・オブ・ホラーズ」が作られていますが未見です。機会があれば見比べてみたいです♪
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ジャック・ニコルソン出演作
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2008-06-25 Wed 16:27
![]() 監督: ロジャー・コーマン 脚本: レオ・ゴードン、ジャック・ヒル 撮影: ジョン・ニコラウス 音楽: ロナルド・スタイン 原題:THE TERROR 上映時間 80分 1963年 アメリカ映画 出演:ジャック・ニコルソン、サンドラ・ナイト、ボリス・カーロフ、ディック・ミラー 時は19世紀の初頭。フランス連隊のアンドレ中尉(ジャック・ニコルソン)が浜辺をさまよう姿が映し出されます。混沌とする意識が捉えたのはひとりの美女エレイン。これは夢か幻か、だんだんと薄れていく意識。アンドレが気づいた時に、彼女の姿はありませんでした。そんな彼を心配そうに覗き込む老婆に、娘のことを問うと「この村に若い娘はいない」とかぶりをふるだけ。アンドレを老婆の家へと運んだ青年グスタフは「男爵の城にいるエレインを救ってくれ」とだけ言い、それ以上は答えようとしません。エレインに心を奪われたアンドレは、彼女の消息を探るため男爵の城へ。しかしそこは戦慄の過去が封印された城だったのです。 朽ち果てた城に住む男爵と執事は「エレインは20年前に死んでいる」と壁の肖像画を指します。描かれているのは確かにエレイン。男爵は告白します。自分が兵役についている間に彼女は浮気をした。だから殺したと・・・・。そして、エレインの情夫エリックは執事のステファンが殺したことも。その事実を裏付けるエレインの棺は地下の聖堂に納められていました。アンドレが見たエレインは亡霊だったのでしょうか。再び姿を現したエレインは「聖堂が海に沈めば、海の底でエリックとともに眠りにつけるの」と嘆く・・・・。謎だらけの展開が観る者をも惑わせます(汗)。 後半はさらになる混線を見せるプロット。気のいい老婆と思われた女が呪いの言葉をささやき、真相を知っていそうなグスタフは、老婆の放った邪悪な使者に殺されてしまいます。老婆は悪魔と契約を交わしたエリックの母親ということが明かされ、事の次第が飲み込めてきます。つまり、復讐のためにエレインの魂を操り、男爵を自殺に追いこむことが老婆の最終目的だったのです。そして、意表をつくラスト・・・背筋が凍るような恐怖を覚えずにはいられません。 『イージー★ライダー』(1969年)の6年前に作られた本作は、たった2日間で作られたそうです。主役を務めたジャック・ニコルソンは当時、無名の役者でした。また、フランシス・フォード・コッポラとモンテ・ヘルマンがいくつかのシーンを担当しています。彼らがその後、映画界の中心人物となったことは周知の通り。そういうことで、今や伝説の珍?映画です(笑)。
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ジャック・ニコルソン出演作
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2008-06-22 Sun 11:31
![]() 監督: マイク・ニコルズ 脚本: エイドリアン・ジョイス 撮影: ジョン・A・アロンゾ 音楽: デヴィッド・シャイア 原題: THE FORTUNE、上映時間 88分 1974年 アメリカ 出演: ウォーレン・ベイティ 、ジャック・ニコルソン 、ストッカード・チャニング、スキャットマン・クローザース 1920年代、アメリカではマン法の名で知られる法律があったそうな・・・。「不道徳な目的で女性を他の州へ移送することを禁じる」というもの。映画はマン法をかいくぐろうと、異常な行動に走った(笑)ふたりの男の奇妙キテレツなお話。ジャック・ニコルソンとウォーレン・ベイティのギャグ魂を拝みたくなる爆笑コメディです。ジャックの変顔だけで笑えます。 ![]() ↑は飛行機の翼を歩くという芸当をやってのけた直後のジャックさん。額のキズとエキセントリックな髪は愚行の跡。男女3人の楽しい旅とはいかなかったようで(汗)。 さて映画は。 プレイボーイのニック(ウォーレン・ベイティ)は富豪の娘を誘惑し、めでたく結婚の運びとなりますが・・・。この結婚には大きな障害がありました。なんと、ニックは既婚者だったのです。妻のいる身では結婚できない。ならば州外へ駆け落ちするしかない。しかし未婚の娘を州から連れ出すことは犯罪です。そこで思いついたのが偽装結婚。オスカー(ジャック・ニコルソン)と娘と結婚させ、自分は花嫁んの兄ということにして州を脱出しようというものです。そうして離婚が成立するのを待ち、娘と再婚すれば、娘の相続するであろう莫大な財産が入るという算段。勤め先の銀行のお金を横領したオスカーはこの悪巧みに加担せざるを得なかった・・・トホホ。かくして男ふたりと女ひとりの奇妙な三角関係が成立したのでした。 ところがオスカーが娘にちょっかいを出してしまったことから、話はとんでもない方向へと進んでしまいます。浮気がニックにバレてしまい(正確には当事者のオスカーが告げ口をした・汗)、男ふたりは大喧嘩。興奮したハズミで本音を口走り、ニックの悪巧みは娘の知るところとなります。その場はなんとか誤魔化したものの、当初の計画は頓挫し変更を余儀なくされます。相談した結果、こともあろうことか、娘を殺してしまおうという捨て鉢な作戦に出るのです。しかし、ドジなニックとオスカーに、そんな大それた事が出来るはずもなく、迎えるは間抜けなラスト。 ジャック・ニコルソンとウォーレン・ベイティが繰り広げるドタバタ劇が強烈な笑いを誘います。悪党だけれど憎めないおバカさん♪そんな彼らのおこす茶番劇が愛おしい。とんだ底抜け脱線ムービーに思わず失笑・・・です。だれか暴走するジャックを止めて〜!1974年の製作ですから、ふたりとも既に大スターの地位にあったはずなのに、何かあったのでしょうか・・・・・・?(笑)このふたりは『レッズ』(1981年)で再び共演します。もちろん、まったく違うキャラですよ〜。
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ジャック・ニコルソン出演作
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