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2007.04/02(Mon)

甘利左衛門尉信忠

甲陽軍鑑に挿入されている逸話には、人の心をうつものが多数あります。
その中から、特に感動した話を紹介しますね。

永禄5年、武田と北条の連合軍が武蔵国松山(埼玉県吉見町)を攻めたときのこと。
甘利左衛門(大河ドラマで竜雷太さんが演じている甘利虎泰の嫡子)の同心頭の息子に
米倉彦次郎という者がおりました。
この彦次郎が敵の鉄砲で腹をうちぬかれ、瀕死の状態になってしまいます。
葦毛馬の糞を水にまぜて飲めば、血をくだすというからと与えようとします。

しかし、彦次郎は「こんなに手前から後ろにうち抜かれては助かるはずもない。
それに命惜しいとて、牛馬の糞まで飲んだと言われては、武道に励んだ者として
屍の上の恥となる」と言って飲まない。

そこに甘利左衛門が来て
「万が一ということもあり、助かればまた信玄公の御用にたつことができるのだから
よき武士は命を全うして高名をとどろかせるべきだ」と言い
馬の糞をまぜた水を二口飲み「一段と味がよい」とほめました!
そして、手から糞水を彦次郎に飲ませたのです。
すると不思議なことに胴の血が一桶ほども出て、彦次郎の深傷は全快したそうな。

それを見聞きした人たちは、甘利も彦次郎もりっぱだと涙を流しました。
以後、甘利左衛門は信玄公に目をかけられる侍大将とみなされるようになったとさ・・・

いい話だと思いませんか?バッチイ話ですが、美しい話でもあるわけです!!
いつも糞尿話ばかりして申し訳ないですm( __ __ )m
ただですねぇ、糞尿話の中には何かがあるのですよ。汚いだけではない何かが(笑)。
普段見過ごしてしまうような何かが!



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