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2007-10-25 Thu 10:18
『グッド・シェパード』を観てまいりました。何ヶ月も前から楽しみにしていた映画です。ロバート・デ・ニーロが『ブロンクス物語/愛に包まれた街』以来13年ぶりにメガホンをとった作品です。パンフレットによりますと、フランシス・コッポラが総指揮、『フォレスト・ガンプ・・・』の脚本家エリック・ロスを迎えて完成させたものだそうです。その他、ストーリーなどの作品情報は、こちらグッド・シェパード公式HPでどうぞ。
![]() 導入部のピッグス湾事件。カストロ議長が若い。米ソ関係が最も緊迫していた時代でしょうか。冷戦はベルリンが陥落したときに始まったと言ってよいのかもしれませんね。『ヒトラー最期の12日間』を観ると、その時の模様が詳細に描かれています。ソ連軍がベルリンの中心部にまで、軍を侵攻させていました。『さらば、ベルリン』では、連合国側が領土問題を含めた、戦後処理を目的に集っていました。この頃から、米ソは激しい火花を散らし、互いを牽制するようになったのでしょう。 ロシアは今でこそ、プーチン大統領が来日した時など、柔道パフォーマンスを見せ、親しげに振舞っていますが、その昔は得たいの知れない不気味な国でした。いつだったかしら?TVで「ブレジネフ共産党書記長が死亡したらしい」というニュースが流れました。ソ連のTVが、通常の番組をとりやめ、終日、クラシックを流している、これはブレジネフが死去したからではなかろうかと・・・。国家の代表の死すら、公表しない国だったのです。ブレジネフって、眉毛に特徴のあった方。ビートたけしのネタで有名でしたね(笑)。鉄のカーテンがおろされている国との間で繰り広げられた諜報活動合戦。CIAが重要な任務を担っていた時代です。 前置きが長くなりました(汗)。っていうか、公開されたばかりの映画の感想は書きづらいです。ネタばれになってはいけないし、変な先入観を植え付けるのもよくないですから・・・・。 出演はマット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー、アレック・ボールドウィン、ウィリアム・ハート、ジョン・タトゥーロ、そしてロバート・デ・ニ−ロ。出演者を見れば、どんな映画か粗方、想像できるかと思います。2006年 アメリカ。 ![]() かなりの長尺物ですが、時間を忘れて、映画の世界に浸る事が出来ました。練りこまれた内容で、細部まで丁寧に作られているからでしょう。特に後半は、どんどん引き込まれていきます。前半部分に撒き散らされたナゾが、後半に解かれていく面白さ・・・です。 『グッド・シェパード』とは新約聖書からの引用だそうです。パンフレットに「わたしは良き羊飼いである。良き羊飼いは羊のために命を捨てる」という意味だと書いてあります。羊は国、あるいはCIAを指しているのでしょうか。CIAは国の一組織ですから、国家のために命を捨てると解釈すればよいのかしら。 んっ?でも、そうかな?エドワード(マット・デイモン)は国家への忠誠心というより、自分の信念に従い、諜報活動に身を投じたように思えました。彼の父親が死の直前に残した言葉。これがキーワードになっているような気がします。彼は騙される事が許せない人間だったのではないかしら。個人、国家を問わず。国家への忠誠心という部分は、描かれていなかったと思います。忠誠心うんぬん、というからには、それに至った経緯が示されていると思うのですけどね。まぁ、あれやこれやと、考えさせてくれた作品です。デ・ニーロ監督は「この映画のテーマは?」という質問に「観客によって受け止め方は違うだろうから、自分で判断してほしい。」と答えています。 感想は★★★★★(5点満点)です。満足、満足、大満足のハッパ、フミフミ〜でした。 |
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2007-10-16 Tue 13:37
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