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2010.02/11(Thu)

オーシャンズ&アバター

『ニュー・シネマ・パラダイス』や『コーラス』の名優にして、『WATARIDORI』では監督として観る者を魅了したジャック・ペランが、世界中の海を取材したネイチャー・ドキュメンタリー。北極海から南極海、海上から大気圧1,100倍の深海へと、世界50か所で4年以上の月日をかけて100種類以上もの海洋生物を撮影。本作のために開発された最新の撮影技術を駆使してとらえられた決定的な瞬間は美しくも驚異的で、まるで海にいるかのような臨場感で楽しませてくれる。(シネマトゥデイ)

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いつから公開になったのか知らないが、劇場は大層な入りであった。劇場でしか味わえない迫力を求めてのことだろう。その期待にたがわぬ海洋生物の知られざる生体に圧倒された。疲れをしらない海は躍動感にあふれている。全ての生き物は繋がり、無駄のない生態系を作り上げている。イワシの大群をイルカが猛スピードで追う、空からはカツオ鳥が狙う。翼を折りたたみ、突き刺さるかのように海へと突入する映像はさして珍しくもないが、本作では海中の様子までをも映している。非常に珍しい映像だ。どうやって撮影したのだろう・・・。

製作国はフランス。当然、日本には厳しい。海の侵略者としてアジア人らしき狩人がチラリと顔を出す。モリを打たれて、のたうつクジラ。ヒレだけ切り取られ海に投棄されたサメが悲しげに沈んでいく。この辺りの演出はちょっとありきたりで幼稚かな(汗)。しかし海の危機を子どもに訴えるのには有効かもしれない。できるだけ多くの人にみてほしい映画である。

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『オーシャンズ』から日をあけず、『アバター』を観賞。ゴールデン・グローブ賞の作品賞と監督賞の2冠に輝き、アカデミー賞の作品賞の大本命なのだとか・・・。『タイタニック』を凌ぐ勢いで大ヒットを続けているらしい。劇場は超満員だった。

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3D映画は初めて。凄い!手を伸ばせば画面に手が届きそう。始めの30分間ぐらいは異次元の映像に驚愕し、夢心地で見ていたが途中で飽きた(滝汗)。私は人間以外が主人公の映画が苦手。年齢のせいだろうか、こういうストーリーには入っていけない。イマジネーションの世界で遊ぶことができないんだよね。それでもラストの30分は、素早い場面展開と迫力の映像に興奮した。単純に面白い。映画の新しい形なのだろう。3Dの戦争アクション映画が観たくなった(^^♪
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2010.02/02(Tue)

おとうと

良かったです。観るまでは、吉永小百合さんと鶴瓶ちゃんが姉・弟という設定に無理はないかい?と、思っていたのですけど(笑)。だって、お二人の顔のどこに、血縁関係が見てとれます?市川崑監督の『おとうと』の岸惠子さんと川口浩の方は納得できますが・・・。

エンドロールの最後に「市川崑監督に捧げる」というテロップが流れました。山田洋次監督版『おとうと』も、市川監督のものと同じく、賢い姉とダメな弟を描いた物語ですが、内容はずいぶん違います。ただ、似たようなシーンはあります。これは市川作品へのオマージュとして挿入されているのでしょうね。

映画の舞台は現代です。冒頭、1952年の血のメーデーから昭和の出来事が次々と紹介されていきます。それらの記録映像の中に『男はつらいよ』の寅さんのアップも・・・。そうかぁ、鶴瓶さんの起用はそういうことなのね♪鶴瓶さん演じるおとうとと寅さんが自然と重なる、そんな映画です。可笑しいけどほろ苦くて、切ない話なのに、その到達点はなぜか暖かいんですよねー。家族の関係が希薄になったと言われる現代。忙しく立ち回っている人も、ちょっと、歩みを止めて、自分の周りを見つめてみれば、優しい何かが見つかるかも。。。

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吉永さんはあの美貌で64歳というから驚きです。綺麗でかつ、品がある。小百合さんの品と鶴瓶さんの人懐っこさがピッタリと合わさり、ホッコリとした優しさが生まれたように思えます。映画を包む暖かな空気は見る者を素直にします。出来の悪いおとうとをかばう姉の気持ちに近づけるんですよね、そして二人を応援したくなる・・・こんな風に思わせるところが山田監督の巧さではないでしょうか。

ネタばれ
さんざん姉に迷惑をかけたおとうとが行き倒れ、民間のホスピスに収容されるのですが、そこで働くスタッフが良い人ばかり。だからでしょうね、入居者たちに荒くれだった悲壮感はありません。おとうとも、持ち前の明るさで周りに笑いを振りまいている。だけど、心の隅っこでは惨めさを感じているのです。こういう感覚は非常に日本人的だと思うのですよ。寂しさを伴う滑稽さです。辛い生活を切りぬけるためには、笑いは欠かせないのかもしれません。

おとうとは肉親とホスピスのスタッフに寄り添われ、穏やかに死んでいきます。人に迷惑ばかりをかけてきた男の最期にしては上出来。山田監督が描いてきた家族愛と人情が集約されているシーンでした。人の善意を信じたくなる映画です。ラスト、加藤治子さんのセリフに涙しました。

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