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2011.10/21(Fri)

一命

とっても可哀想、かつ、綺麗な時代劇でした。ず~と哀しそうな顔をしていた市川さん、ラストで、いきなり大声あげて目をむいた さすが歌舞伎役者さん!見得がお上手 目力がある人は違いますな~ でもね、市川海老蔵さんの津雲半四朗(つぐもはんしろう)に心を動かされた人は、『切腹』の仲代達矢さんの演技を見てほしい!違いがわかりますよ。市川さんの半四朗が一本調子なのに対し、仲代さんの半四朗は陰気な影を背負い込んている男の不気味さがあります。

original.jpg
 

本作は『切腹』のリメークと言ってよいでしょう。原作を膨らませたストーリーの展開は、ほぼ同じ。役者の台詞は原作そのまま(汗)。もうちょっと、何とかならなかったのでしょうか。でも、最後の立ち回りに竹光を使っていたのはオリジナルでした。意図がよくわかりませんけど ラストの決闘シーンの雪も新たな演出でしたが、それが邪魔して立ち回りがよく見えませんでしたぞ 井伊家といったら「桜田門外の変」、雪舞う中で井伊直弼が暗殺された・・・というイメージを大切にしたのかしら?

『切腹』が仲代達矢さんの語りに比重を置いているのに対し、本作はその部分を回想シーンで処理していました。だからかな、TVの時代劇を見ているようでした。『切腹』を知らなければ、違った感想を持ったと思いますが。。。

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タグ : 映画感想

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2011.10/12(Wed)

猿の惑星:創世記(ジェネシス)

『猿の惑星』(68)には、4本の続編があります。私の世代はシリーズ全作品を見た人が多いのではないかしら?TVの洋画劇場や深夜放送で、たびたび流れましたからね~。

「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」はチャールトン・ヘストン主演の『猿の惑星』(68)とは趣を異にしています。SF映画のもつ宇宙的な、時間的な広がりには重きをおかず、代わりに巧みなCG映像が作品に躍動感を与えています。あと、お猿はほとんど喋らないし、大ドンデン返しもありません
339967_003.jpg
ストーリーは『猿の惑星・征服』(72)に似てるかな。本作の主人公の猿シーザーが発した「NO!」で前作を思いだしました。たしか、あの映画の底に流れるテーマは人間社会への「NO!」だったような?(記憶違いかも)そして、冒頭の猿狩りは『猿の惑星』(68)の人間狩りを意識したものでしょうね。

映画チラシには「これは人類への警鐘」というキャッチ・コピーが使われていますけれど、それほどの思想性は感じませんでしたよ 単純に面白かったです。うん、相当面白かったです!!娯楽作はこうありたい・・・という見本のような作品ですね。映像もストーリーもスリリングで最初から最後まで観る者を惹きつけて離さない力に満ちた作品だと思います。

PLANET_1.jpg


猿の深い表情も良かったですねぇ。目だけで絶望と悲哀におしつぶされていく様が表現されているのです。シーザーの猿生の機微に触れたように感じました。人間の庇護の下で育ったシーザーにとっての幸せとは?自由とは?高い知能をもつがゆえに苦悩します。彼は自分の存在を証明したかったのかもしれません。それには遺伝や環境といった枠から離れることが必要だったのでしょう。旧作の要素を切り取りとりつつも、今の時代に即した『猿の惑星』に仕上がっています。



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