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2012.09/07(Fri)

アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!

私は主演のウィル・フェレルとマーク・ウォールバーグのファンだ。ウィルの出演作は9割ぐらいは見ていると思う。彼の人気は日本ではイマイチらしく、アメリカで大ヒットした作品であっても日本で公開されるとは限らない。本作は日本で公開されたんだ・・・知らなかった。最新の映画情報に疎いことを悔やむ。知っていたら観に行ったのになぁ。マーク・ウォールバーグは、『ビッグ・ヒット』(98)を観て大ファンになり、一時期、彼の映画を繰り返し観ていた。ハマっていたんですね(照)。当時ほどではないが、今も好きな俳優さんだ。ウィルについては、どこがいいのか自分でもよく分からない(笑)。だからだろうか、出演作は内容を、ほとんど覚えておらず、観たら直ぐに忘れてしまう。しかしながら、ファンであると断言する。(何?それ?)

さて映画。ニューヨークの法と無秩序の細い境界線上に立つダンソン(ドウェイン・ジョンソン)とハイスミス(サミュエル・L・ジャクソン)、両刑事の華々しいカーチェイスで映画の幕があく。トランシーバー、タトゥ、銃撃、そしてアメリカン・ジョーク。タイソンとハイスミスが操るアメ車はボコボコになりながらも、敵を逃がさず、街に1200万ドルの被害を与えて軽犯罪者を逮捕する(笑)。これぞ、正真正銘のタフガイ、現代のヒーローなり!

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その一方、ニューヨーク市警にはうだつの上がらない地味な刑事もいるわけで・・・。コンビ・テリー&アレンは典型的な脇役に甘んじている。もっとも、鼻歌まじりで楽しそうにデスクワークをこなしていてるアレンからは、不満は感じとれない。ダサいメガネに冴えないネクタイ姿で職務に励む姿は不気味でさえある。しかし、テリーは違う。現場に出たくてムズムズしている。相棒のアレンに悪態をつくも、相手にされず、フラストレーションは募るばかりだ。

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場面は「発砲警官のセラピー」へ変わる。アメリカ人はセラピーが好きだなぁ。過ちを打ち明けあって解決策を見出すのかな?警官のセラピーだけあって内容がヘビー。「チャイナタウンでギャング2人を射殺した」と、誇らしげに語る警官は心にキズをおっているようには見えない(汗)。セラピーが自慢の場になっている。おやおや、テリーがいるではないか!血の気の多そうなテリーのことだから、過激な銃撃戦でも引き起こしたのかしらん?セラピストに促され、テリーの告白が始まった。「10月のワールドシリーズ最終戦・・・」アハハ、地下通路を警備していて、ヤンキースのジーターを、不審者と間違えて撃ってしまったそうだ。脚を狙ったため、命には別条がなかったが、当然ながらジーターは試合に出場できず、ヤンキースは負けてしまった。チャイナタウンのマフィアを殺すよりも罪は重い?

とまぁ、正反対のテリーとアレンだが、ウィルが常識人を演じるハズがない。彼はいつだってサイコ野郎なのだから(笑)。映画の進行とともに、アレンの異常な部分がジワジワと湧き出てくる。彼には恐るべき過去(?)があった。封印していたものを解き放った時の膨大な力を侮るなかれ・・・???

本作の影の主役として、アレンの愛車「プリウス」を挙げていいだろう。カーアクションとは無縁の地球と人に優しい車が、闘争的な(?)走りを見せる。赤いプリウスがニューヨークの街を爆走する。普段は大人しくても、いざというときは、やる子なんです(笑)。燃費が良いことが売りなのだが、小回りが利くし、何よりも頑丈。激しいカーチェイスで、アメ車が次々と壊れていく中、プリウスは、原型を留めたまま、走っている。銃弾をあび穴だらけになろうと走りは健全。プリウスくん、いろいろ災難に遭うけど、負けないんだなぁ。忍の字です!そのご褒美だろうか、エンドクレジットでも存在感たっぷりに登場していた。

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ウィルの映画は、バカバカしくて下品なものが多い。この映画に関しては下品さを封印し、おバカさで勝負している(笑)。でもね、一見、くだらなそうでも、実は細かな計算のもとに話が構築されており、知的な側面すらあると感じたのは私だけかな?要は大人のジョーク。例えば、アレンの妻の存在。アレンは不細工(←失礼)だから、それなりの妻がいて然るべきなのに、大方の予想に反してとびきりの美人だったりする・・・。妻を紹介されたテリーの表情が笑える。口あんぐりで「どなた?」と聞く。「妻のシーラよ」と言われて「ウソだろ、マジで どなたさん?」・・・失礼なこと、この上ない。羨ましいを通り越して、受け入れがたいということなのかな。食事中も「なぜ、彼なんだ?」と、しつこく問いただす。世の中、理屈の通らないことってあるんです(笑)。ウィルのどこがいいのか分からないけど、私も彼が好きだから。

金融投資詐欺事件の渦中にいる大物投資家をターゲットにしているのも、時勢を読んでる感ありかな(笑)。深刻な社会問題が、極めて陽気なコメディの中で語られていく。武装集団との対決が盛り込まれているから、アクションも楽しめるし、犯罪ミステリー的な部分もあり、ちょっとばかり推理したくもなる。だが、どの要素も正統派を、ちゃかして笑いにつなげている。好意的に解釈すれば、豊かなセンスによって作りあげられた傑作コメディと言えよう。エンドロールのメッセージにも注目!
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