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2008-05-21 Wed 20:22
![]() 原題: The Mist 監督・脚本: フランク・ダラボン 製作総指揮: ボブ・ワインスタイン、ハーベイ・ワインスタイン、リチャード・サバースタイン 原作: スティーブン・キング 撮影: ローン・シュミット 音楽: マーク・アイシャム 出演: トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ネイサン・ギャンブル、ローリー・ホールデン、アンドレ・ブラウアー、トビー・ジョーンズ、ウィリアム・サドラー、アレクサ・タバロス 2007年アメリカ映画/2時間5分 公式HPはコチラ ネタバレしています。 恐かったです。ホラーだと知らなかったし・・・ブツ、ブツ。しかし、そこはスティーブン・キング原作×フランク・ダラボン監督という組み合わせ、陰鬱な悪夢に堕さない画面構成と人物描写で魅せてくれました♪人の心の奥底にある暗黒を描き出した、心底恐ろしい映画です。『ショーシャンクの空に』とは映画の色彩こそ違えども、両作品に共通するテーマは希望。希望を持ち続けた者と最後に希望を捨てた者との明暗分かれる結末。『ミスト』には驚愕の結末が用意されていました。 霧に覆われた田舎町のスーパーマーケットを舞台にしたミステリーホラーです。視界ゼロの霧の中に「何か」がいる・・・得体が知れないもの、未知なるものへの恐怖。やがて恐怖は狂気へと・・・・。狂気の斜面をすべり落ちる人々。画面に漂う悲痛な雰囲気。心の内に狂気を秘めた倒錯者。霧の中のモンスターに呼応するかのように人々の心が邪悪なものに支配されていく様が恐いです。 極限状態に置かれた人間に、聖書の文言を歪曲して説く狂信的な女。霧の中の怪物は神の怒りの創造物であり、その怒りを鎮めるためには「いけにえ」が必要だと言います。こうして人間の、人間に対する非人間的行為が行なわれます。このキャラは『キャリー』(1976年)の中に登場するキャリーの母親とほぼ同じですね。キングさん、キャラの使いまわし?(笑)彼女に対して嫌悪を感じる人は多いでしょうが、その教えには一理ありかも(滝汗)。だってねぇ、未曾有の惨事を目の当たりにしてごらんなさいな。科学で説明出来ない事柄は神の領域云々・・・ということにしたいですよ。私のような人間が真っ先に洗脳されてしまうのでしょうね(笑)。(次元に手を出すなんてことは神への冒涜です!) ラストは衝撃的ではありますが、あのラストにしてまでも伝えたかった希望の大切さ。これはフランク・ダラボン監督のオリジナルだそうですね。そうかぁ、こういう感性を持った人だから、スティーブン・キングの小説の映画化に成功したのでしょう。超自然的な力をもつ巨大な悪と人間の心に潜む悪を前に、全ての賭けに勝ち目がなくなったと悟ったとき、人は絶望するのでしょう。希望は消え失せ、恐怖と絶望だけが残ってしまった・・・。間違った決定、運の悪さ・・・・残酷な運命のいたずらとしか言いようがないですね。 |
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コメント&TBありがとうございます。
そうなんですよね。希望をなくしちゃったんだ、彼らは! そこを、深く考えてませんでした。なぜ、あきらめるか。なんですよねえ。最後の最後まで、あがかなくては。 ホラーってご存じなかったんですか。前知識は、ないほうが楽しい場合が多いですから! 後味のことは置いといて、見応えある映画でした! という俳優さんがダラボン作品のレギュラーになっていますね。
彼はダイハード2で冷たい顔のテロリストやっていました。 セリフもなくて不気味でしたが、「ショーシャンク」では活躍していました。ウエスタンを歌ったりして。 「ミスト」は週刊誌の評で知りました。観たいですね。 それにしてもダラボンて、マンガに出てきそうな名前ですね。 ダラビチ博士とかバカボンとか。 こんばんは。コメントありがとうございます。
ホラーだと知りませんでした。超自然現象満載の不思議映画だろうな・・・って。多少、恐い場面があるだろうなとは予想していたのですが・・・。あんな化け物が出てくるなんて(汗)。よく覚えていないのですが「ドリームキャッチャー」にも化け物が出てきましたよね。あの化け物は恐いというよりも気持ちが悪かったです。 ラストの悲劇は絶望が引き起こした結果だと言ってしまうのは、少し乱暴で主人公に気の毒かとは思いますけれど、諦めてあのような愚行に走ってしまうのは如何なものかと・・・・。映画ですからデフォルメした表現なのでしょうが、フランク・ダラボン監督の希望を捨てるな!というメッセージを強く感じました。それは正論だと思いますが、あきらめてしまいますよねぇ、普通の人は。 あ〜、そうだ!ウィリアム・サドラー、どこかで見た顔だと思ったら・・・。やだ、つい数日前に見たばかりでした(笑)。「グリーンマイル」にも出ていますね(私は覚えていませんが・汗)今回の映画でも、だんだんと狂気に支配されていく、重要な役どころでした。そうかぁ、フランク・ダラボン ファミリーと言えそうですね。ウィリアム・サドラー・・・覚えましたよ。(と言いながら数日経てば忘れていたりして・笑)
ダラボンという名前は面白いですね。たまにジョーダンという名前の人がいますが、あれも慣れるまでは、笑ってしまいました。冗談?って あっ、ご報告!ヘイワースの「ギルダ」を注文しました。「錨を上げて」はとっくの昔に注文しているのですが、一括配送にしたせいか、未着です。5月末〜6月上旬のお届けとあります。なんで、そんなにかかるのか腑に落ちません。 このところ、知らない映画ばかりです。でも、興味は持みました。ちょっと寝不足です。きのう、「ラフマニノフ」見てきました。「黒い雨」や「Z」の重っ苦しさから逃れました。
興味を持っていただけて嬉しいです。「ラフマニノフ」をご覧になったのですね。こちらでは単館上映で、家の近くの映画館では上映されていないのですよ。最近は、電車に乗るのが億劫で、近場の映画館にしか行かなくなってしまいました(汗)。これではいけませんね〜。「黒い雨」も「Z]も録画しましたが、未だ見ていません。
私もソ連へ行きました。と、言っても、シベリア鉄道の旅なんですけど。ハバロフスク、イルクーツクからモンゴルへ出る旅でした。スケッチは、まるで、スパイ行為みたいな目で見られていたようです。若かったし、事情に疎かったからこそ、平気でスケッチしたりしてたんですね。もう・・・20年以上前でしょう。HP にはアップしています。ロシアの映画も美しいですよね。でも、恥ずかしながら「ドクトルジバコ」って、ソ連製じゃないんでしょう???って感じ。映画のことはホント、好きで見るだけで知らないんです。
シベリア鉄道の旅ですか!凄い!!旅慣れなさっているももりさんだけあって、渋いですねぇ。大陸の醍醐味を味わえる旅だったでしょうね。私はハバロフスクからソ連の国内線飛行機でモスクワに飛び、その後、サンクト・ペテルブルグ(レニングラード)とバルト三国のエストニアをめぐりました。
>スケッチは、まるで、スパイ行為みたいな目で見られていたようです でしょうねぇ、私が行ったときは空港内の撮影が禁止されていました。ホテルの出入りの際にも、パスポートを提示させられましたし。びくびくしましたよ〜。買い物するときも社会主義国だけに、配給券(?)みたいなものを買って、それで品物と交換するというややこしさでした。戸惑っていたら店員さんに怒られましたし(汗)。サービスするという感覚がないのですよ(笑) モンゴルへも行かれたのですねぇ。それも凄い!当時、モンゴルへ行く日本人は少なかったでしょうに(今でも少ないと思いますが)。 「ドクトルジバコ」はアメリカかイギリス製だったかと・・・・。あれはロシア革命の映画でしたね。好きな映画のひとつです。 HPのロシア、ソ連のスケッチと記事を拝見しました。モンゴルから北京へと行かれたのですね〜。途中、恐い思いもされたようで・・・・。私もモスクワでトラックの荷台に詰め込まれたソ連兵を見ました。 ジョン・カーペンターの「ザ・フォッグ」もそうでしたが、
霧の中に潜む“なにか”というのは幻想的でいいですね。 「ザ・フォッグ」は亡霊でしたが、こちらは人間心理を 深く掘り下げた作品のようですね。
是非みたいですね♪コレ。 >霧の中に潜む“なにか”というのは幻想的でいいですね
そうなのですが、私、昔霧の中でとんでもないものに 遭遇した経験があります。 霧の深い山道を車で走っているとき、カエルの大群がいて・・・。 カエルをひき殺しながらしか、進めなくて・・・・汗。 人生で一番、気持ちが悪い出来事でした。 「ザ・フォッグ」は未見なのですが、タイトルがズバリ霧ですね。 |
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スティーブン・キング原作、フランク・ダラボン監督のコンビ作で有名なのは、「ショーシャンクの空に」(1994年)、「グリーンマイル」... …
2008-05-21 Wed 21:45 或る日の出来事
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