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2011.11/10(Thu)

ミッション:8ミニッツ

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ストーリー等、省略します。公式ホームページはコチラ

死の前の8分間の意識に潜入できることを前提にストーリーは展開していく。一見、映画的な発想のようにみえて、実のところ、それほど荒唐無稽な話ではないようだ。生理学者によると、記憶を保存する特定の「記憶物質」というものが大脳にあり、私たちの想起を可能にするらしい。もし、そんな物質があるならば、死後8分間ぐらいの記憶は脳に残留するだろう。脳死後も心臓が動いているのと同じように。

映画の中でも「死後、数分間は神経が生きている」・・・みたいなことが語られていた。主人公コルター・スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)の「記憶物質」は第三者に操作され、意識のみ過去へ飛ばされる。体は現在にあるわけだから、タイムトラベルとは違う。現在だけが存在する世界と、過去へ直接かかわることができる心とが、いかなる関係にあるのかを探索する試みが面白い。

何度も繰り返される今わの際の8分間。ただし、あらゆるものごとが寸分たがわず再現されるわけではなく、少しのズレが生じている。事象は想起が生み出したものだからだ。

映画が始まってしばらくは、主人公と同様、事態が飲み込めず、彼の不安さが、ひしひしと伝わってきた。そして、主人公コルターとともに、犯人探し行うようになる。観客を主人公と同体化させる演出に、まんまと乗せられたのだ。だが、コルターの現在から隔離された過去を知り、時間観念が芽生えた私は、主人公と距離をおく傍観者になってしまった。そうなると、矛盾点が気になり始める。タイムトラベルではないのだから、列車が爆発することは固まった過去でなければならない。取り返しのつかない過去(列車の爆発)があって、過去から想起される未来があるべきなのに、問答無用に話は進む。過去を見ることはできても、変えることはできないという設定を崩したため、ラストが支離滅裂なものになってしまっている。コルターの意識の潜入先であるショーンの意識はどこへ行ったのだろう?過去から想起されるものが今そして未来と考えた場合、ショーンは過去を忘れてしまったことになる。あるいは、一つの肉体に2つの「わたし」が存在している状態なのか?いや、ラストの映像は仮想現実orパラレルワールドかもしれない。惜しむべし、死の8分前の意識に潜入するという斬新な発想の延長線上にラストがあれば、もっとスタイリッシュな映画になっていたと思う。

タグ : 映画感想

14:15  |  映画  |  TB(1)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●8分繰り返し

そうですね、ラストはどういうことになるのか説明できません。
意識がショーンの中にあったら、本体のほうはどうなっているのか、などと疑問が。
それでも面白かったですけど。
ボー | 2011.11.23(水) 01:20 | URL | コメント編集

●ボーさんへ

映画を理屈で見ちゃいけないということですかね?
ラストはわかりませんでした。いろいろな解釈がありそうですね。

私もボーさんと同感です。
疑問はあるけれど、面白かったです。
テンポがよくて、気持ちがよかったですよ。
登場人物が少ないので、ストーリーに集中できました。
最近はこういうシンプルな映画の方が好きです。
マーちゃん | 2011.11.23(水) 16:57 | URL | コメント編集

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アイデアが面白い。
2011/11/23(水) 01:13:17 | 或る日の出来事

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